「お坊さんはモテる!」
そんな話を聞いた人も多いと思います。
一般的に「モテる」といえば、異性から好かれることを思い浮かべるものですが、実際のお坊さんのモテるは少し形が違います。
では、お坊さんは誰にモテるのか。
今回の記事では、「お坊さんはモテるって言われるけど実際どうなの?」「お坊さんは誰にモテるの?」といったことにフォーカスし、お坊さんの実情を紹介していきます。
・お坊さんは異性にモテるわけではない
・お坊さんは誰にモテるのか
・お坊さんに学ぶモテるテクニック
目次
お坊さんは異性にモテる仕事ではない
「お坊さんはモテる!」と言っているのは一般の人が多いですが、お坊さんは、異性にモテるわけではありません。
そもそも、お坊さん(僧侶)という職種がモテるというのも怪しく、異性にモテる職業と言えば、
・銀行員
・公務員
・医者
などが挙げられ、お坊さんは「モテる職業」のランキングに入っていません。
*参考 マイナビ ウーマン モテる! 職業ランキング~男女別、年代別~
坊主頭だと異性として見れないという人も多い
また、坊主頭をしているだけで、「異性として見ることができない。」という人も多く、お坊さんはあくまで、
・遠くから見るのがちょうど良い
・聖職者として考えてしまう
といった思いで、お坊さんをとらえている人も少なくありません。
中には、「お坊さんと結婚したらお寺を維持しなければならないから大変そう。」と考える人も多く、交際を考えてはみたものの、自分には無理と判断して、お坊さんとの付き合いを諦める人も少なくありません。
お坊さんは「聖職者というイメージが強く近寄りがたい。」「結婚したら奥さんとしてお寺を管理しなければならない。」といったイメージがあるので、他の職種と比べてもハードルが高く、異性にモテる職種とは言い難いのが事実です。
お坊さんはお年寄りにモテる
ここまでの話で、「お坊さんは異性にモテるわけではない」といってきましたが、実際のところお坊さんはモテます。
では誰からモテるのか。
それは、
お坊さんはお年寄りにモテる
ということです。
お坊さんは、若い人よりもお年寄りと関わることが多く、日常的に様々な会話をします。
特にお盆やお彼岸といったお経参りの際は、お茶を飲みながら対面で話をすることがあり、お互いの距離感もグッと縮まります。
お年寄りによっては、「子どもや孫のような人が家に来ておしゃべりをしてくれた。」という嬉しさがあるため、お坊さんはとても親しい人物として認知され、「これ持っていって!」「また遊びに来て!」と引っ張りだこになるケースが多いのです。
お坊さんに学ぶモテるテクニック
「お坊さんはモテる」これは確かな事実。
では、なぜお坊さんはモテるのでしょうか。
ここでは、お坊さんが無意識に使っているモテるテクニックを紹介していきます。
モテようとしない
お坊さんは、お年寄りからとてもモテますが、その理由は「モテようとしていない」というところが大きいです。(お年寄り相手だからかもしれませんが。)
あくまでも自然体で気取らない。
そんな、気を使わない柔らかな物腰が、話しやすい雰囲気を作ったり、気になる存在としての意識をうむと考えられます。
親身になって相手の話に耳を傾ける
お坊さんは人の話を聞くのも仕事です。
特に、相手が悩み相談にきた場合は、できるだけ相手に寄り添うように心がけながら、耳を傾けています。
話を聞きながら、ちょっとしたアドバイスをすれば、お坊さんだけでなくカウンセラーのような安心感と信用性が出てくるはず。
「懐が広いな」「相談してよかった」と好感度も上がるので、必ずマネて欲しいテクニックです。
まとめ
お坊さんの「モテる」は、異性ではなくお年寄りによるものです。
人によっては「異性にモテなきゃ意味ないじゃん。」と思う人もいるかもしれませんが、お年寄りからモテるということは、男女ではなく「人」として好かれていると考えることができます。
老若男女、誰に対しても態度を変えず、常に自然体であることがお坊さんのモテる秘訣。
話を聞くときは、相手に寄り添うことも大切なことなので、「自分もモテたい!」という人はぜひお坊さんの姿勢を参考にしましょう!