納棺式には、副葬品として棺に入れて良いものと、入れてはいけないものがあります。
お酒は基本的に入れることができますが、容器によっては棺に入れることができないので、
という人は、納棺式の前にお酒の納め方を事前に知っておく必要あり。
今回の記事では、納棺式でお酒を棺に入れたいと考えている人に向けて、入れられるお酒と入れられないお酒について紹介していきます。
場合によっては、「お酒を持ってきたけど、棺に入れられなかった。」と後々後悔してしまうこともありえるので、故人の最後をしっかりと見届けるためにも本記事は要チェック。
お酒として納めるのに適したアイテムも紹介しますのでぜひ読んでください。
・棺に入れられるお酒
・棺に入れられないお酒
・お酒として納めたいオススメのもの
【納棺式にオススメ! 棺に入れられる木製の徳利】
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【まとめ】納棺式で棺に入れるものと入れてはいけないものとは
お酒は紙パックや木製容器のものが入れられる
「お酒は液体だから入れることができないんじゃない?」と思う人がほとんどですが、お酒にはアルコールが含まれているため、燃える素材でできた
・紙パック
・木製の入れ物
に入っていれば、棺の中に入れることは可能です。
故人が好きだったお酒が紙パックで販売されている場合は、ぜひ棺に入れてあげましょう。
また、紙パックや木製などのしっかりと燃えるものに入れておけば、紙パックで市販されていないお酒も収めることはできます。
「この人といったらお酒だよなー」とお酒を飲んでいる印象が強い故人には、ぜひお気に入りのお酒を側に納めてあげてください。
ただし、液体が多すぎると火葬時に影響が出る場合があるので、原則は一合(180mg)で、1Lや2Lの大型のサイズは棺に入れることを避けなければなりません。
ビンやプラスチックなどの容器に入れたお酒はNG
納棺式では、燃えないものや燃やすことで爆発したり、遺体に傷を付けてしまう可能性のあるものは棺に入れることができません。
お酒にいたっては、
・ビン
・陶器
・プラスティック
といった容器に入ったお酒は、容器が燃焼しなかったり、遺体を損傷させる原因になってしまうので、棺に収めることはできず、どうしても入れたい場合は紙パックや木製の容器に移す必要があります。
【オススメ!】納棺用の徳利を棺に入れてあげる
・お気に入りのお酒を納めてあげたいけど、紙パックで販売されていない。
・お酒を自分で容器に移したいけど見栄えがよくない。
・見た目だけでもお酒を棺に入れてあげたい。
そんな人にオススメしたいのが、木製で制作された徳利(とっくり)です。
木でできた徳利は、シンプルながらも上品なデザインで、納棺式でもしっかりと棺に入れられるのが魅力。
納棺式用のものは、お酒を入れることができないので、基本的には棺の中にお酒の容器を入れるといった印象になりますが、作りが本格的なので故人に対する最後のプレゼントとしては最適です。
「好きだったお酒を感じてほしい。」という場合は、本体にお酒をかけることでお酒の香りを染み込ませることができます。
本物のお酒を納めた満足感を得ることはもちろん、故人の好きだったお酒の香りが棺の中に広がるので、故人も必ず満足してくれるはず。
見栄えがよく、しっかりと燃える素材が使われているので、「お酒を納めたい」「見栄えの良いものを選びたい」という人は、ぜひ納棺式の前に購入を検討してください。
まとめ
納棺式では、棺に入れられるものと入れられないものがありますが、お酒は、紙パックで売られているものや、ビンに入っているお酒を燃える容器に移しかえることで棺に収めることが可能です。
紙パックに移し替えたものは見栄えが気になりますが、現在では木製で作られた納棺式用の徳利も販売されているので、「見栄えが気になる」「お酒らしい形で納めたい」と考えている人は必見。
故人のイメージによっては、「お酒がトレードマーク」という人も多いので、お酒が好きだった場合はぜひ棺に収めることを考えましょう。