お墓参りに行く際に、お供物として生花を持っていくことは大切ですが、「すぐ腐るからお供えしたくない。」「生花を長持ちさせる方法ないかなー。」と考えている人は多いのではないでしょうか。
特に夏場のお彼岸やお盆などは気候が暖かいために、せっかくお供えしても1日2日で腐ってしまうことも多々あります。
いずれ枯れてしまうことはわかっているけれど、お供えするのであれば綺麗な状態で長持ちさせたいですよね。
そこで今回の記事では、お供えする生花を長持ちさせる4つの裏技を紹介させてもらいます。誰でも簡単にできて夏場の暑い時期でもしっかりと効果があるので、ぜひ参考にしてください!
・生花を長持ちさせる4つの裏技
・各裏技の効果
生花を長持ちさせる4つの裏技
生花を長持ちさせる裏技には以下の4つがあります。
- 花立に10円を入れる
- 花立に氷を入れる
- 花の茎を斜めにカット
- 花立の中を綺麗に洗う
花立に10円を入れる
まず始めに紹介する裏技は、花立に10円を入れて生花を長持ちさせるというものです。
10円は銅でできているため、銅イオンの成分が含まれています。
この銀イオンには、雑菌の繁殖を抑える働きがあるため、生花をお供えする時に花立に入れておけば、水と茎の切り口を腐りにくくするという効果を持っているのです。
普段から持ち歩いている10円を花立に入れるだけという超簡単な裏技なので、誰でも簡単にできるのが魅力♪ 財布に10円があったら必ず試してみましょう。
花立に氷を入れる
10円を入れると雑菌が繁殖しないという事を先にお伝えしましたが、実は氷にも雑菌の繁殖を遅らせる効果があるとされています。
これは、水の温度を下げる事で新鮮な水を長く維持し、腐りにくい水が作られるという理由があるからです。
特に夏場のお彼岸やお盆といった時期は、水が暖かくなりやすいため雑菌の繁殖がとても早く、せっかくお供えした生花がすぐに枯れることもしばしば。暑い時期にはとても効果的な方法なので、10円と合わせて使いたい裏技ですね。
花の茎を斜めにカット(水切り)
生花を長持ちさせるためには、花の茎を斜めにカットすることも効果的。
この斜めカットは、普通に茎を切った時よりも水の吸収力が上がるため、生花の寿命を伸ばす事ができる効果があるとされており、生花の世界では「水切り」と言われて昔から使われています。
茎の切り方を斜めにするだけという非常に簡単な方法で、生花を長持ちさせられるので試さない手はありません。
花立の中を綺麗に洗う
生花を長持ちさせるというと、水の状態や生花などに目がいってしまいがちですが、生花を長持ちさせたいのであれば、生花を入れる花立にも目を配ることが必要です。
花立は一見綺麗に見えていても、内側にはぬめりが残っている事が多く、そのぬめりのせいで雑菌が繁殖し、水が腐りやすくなってしまうといった事が発生してしまいます。
生花と水がどんなに新鮮で綺麗であっても、花立が汚ければ全てが台無しになってしまいますので、生花を入れ替える際には、花立を必ず綺麗に洗う事が大切。
漂白剤を使うこともできますので、花立があまりにも汚れていた場合は、一度漂白剤にひたすことも考えましょう。
まとめ
今回は生花を長持ちさせる4つの裏技を紹介しました。
4つの裏技は特殊なものを使うことなく誰でも簡単にできるので、これからお墓参りに行く人は試す価値あり♪
1つだけでなく4つ全てを合わせて使えば、水と生花の綺麗な状態をさらに伸ばす事が可能ですので、ぜひ合わせて使用してみてください。
- 花立の中を綺麗に洗う
- 花の茎を斜めにカット
- 花立に氷を入れる
- 花立に10円を入れる