遺品整理には『遺品を整理する』、『不用な物を処分する』以外に供養するという考え方があります。遺品整理をすること自体立派な1つの供養ですが、『故人が大切にしていた遺品を供養する。』という明確な供養の方法もあるのです。
・遺品整理における供養とはなにか
・供養対象となる代表的な遺品
・遺品の供養を依頼する場所と供養の金額
・遺品整理における供養の必要性
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目次
遺品整理における供養とはなにか
遺品整理における供養とは、簡単に言うと故人の大切にしていた遺品をお焚き上げし、故人を弔う(とむらう)ことです。故人の弔いだけでなく、遺族が気持ちを整理するためのものでもあります。
供養対象となる代表的な遺品
故人によって思い入れのある遺品はそれぞれです。ここでは遺品の中でも特に供養される代表的な物を見てみましょう。
人形やぬいぐるみ
人形やぬいぐるみは、生前の小さい頃から亡くなるまでずっと側においているケースも多く、故人が大切にしていたことがわかる遺品の1つです。
故人の元に送ってあげたいという気持ちと、魂が宿やすいという古くからの言い伝えにより遺品の中でも供養を依頼されることが多いです。
手紙や写真
手紙や写真は遺品整理で特によく出てくる遺品です。
故人にとっては大切な思い出が詰まったものですが、遺族にとっては思い入れがない。といったことも多く、処分するのには気が引けるため、供養をお願いする方が多いです。
洋服などの衣類
洋服などの衣類は、遺品の中でも特に故人の生活に密着していたものです。
形見分けによって遺族に分配されることも多いですが、サイズの問題などにより着用が難しい衣類は供養にまわすといった方が多いです。
遺品の供養を依頼する場所と供養の金額
遺品の供養を依頼する場所は3つあります。それぞれに特徴があり、場所によって金額も異なりますので依頼する際の参考にしていただきたいと思います。
お寺や神社
昔から供養するといえば、お寺や神社が主流です。昔はお寺や神社に直接遺品を持って行く方法だけでしたが、現在ではお寺や神社に遺品を郵送する方法もあります。
遺品整理業者
遺品整理を遺品整理業者に依頼する方は、遺品整理業者に遺品供養を依頼することができます。 遺品整理の流れで遺品の供養依頼をすることができるので、お寺や神社に依頼する必要もなく、スムーズに話を進めることができます。
お焚き上げ業者
お焚き上げ業者は遺品の供養を手軽に行うことができるサービスです。
インターネットで業者指定の段ボールや、レターサイズのものを購入し、供養したい遺品を入れて業者に発送すればお焚き上げ業者が最後まで供養をしてくれます。
レーターサイズやダンボールの金額が平均で1,500〜18,000円程。供養代、送料も全て含まれており、追加料金などもありませんので安心して利用することができます。ただし、ダンボールに入らない大きさの物に関しては取り扱いがされていないので注意が必要です。
遺品整理における供養の必要性
遺品の供養は『必ずしなければならない』というものではありませんが、故人のため、遺族のためにも行う必要性があると考えます。
・遺族の気持ちの整理ができる
・遺品供養を通して感謝の気持ちを伝えられる
まとめ
遺品の供養は故人だけでなく遺族にとっても大切なものです。決まり事ではありませんし、時期も決まっていません。もし、遺品をずっと大事にとっていたが不用になった。などの遺品があれば、「今までありがとう。」と感謝を込めて供養することも可能です。供養する意味などを考えて一度検討していただきたいと思います。